翌日。
俺は朝9時から、凪沙の家を訪ねていた。
「どうしたんですか、こんな朝早くに?」
「その…。」
少し、言いづらかったが、意を決して俺は言った。
「証拠…持ってきたんだ。」
「上がって下さい。」
凪沙の家に入ると、俺はあの映像を見せた。
「これって…。」
「ああ。こういうことなんだ。」