思わず大声をあげてしまった。周りの視線が恥ずかしい。 「…そんなに驚くか、直木君?」 そりゃそうだ。だって、自分達の店が行列のできる名店になっているのだ。誰だって驚くはずだ、というか、驚くなと言う方が無理な話だ。 俺は弾んだ気分で、長い長い行列に並んだ。