「ねえ、やっぱ…バイト先かな?」 「…。」 バイト先…? でも、レイヤには何も言ってない。 カナコだって、特にそんな話… 「…もしかしたら、…ヤス…。」 そういわれ、浮かぶヤスの顔。 …どこかで見たことのあるような顔だったと思うんだ。 でも、思い出せない。 というか、思い出したくない。