無口な彼女




入った途端、酒やタバコの臭いが充満していた。



綺麗に着飾った女や、顔の整ったボーイが多い。



「とりあえず、働いてもらう。」



「え、いきなり!」



澪が驚く。



「おう。…あ!ミヤ!」



いきなり大声をだすヤスさん。



そして、奥から、はいー、という声が聞こえる。



「新人、ヘルプお願い。」



「あら、新人?」



そういって、出てきたのは、綺麗な女の人。



20代後半ぐらいだろうか。



「はい!澪です!よろしくお願いします!」



そういって、澪は頭を下げる。



「澪ちゃん…今日は澪のままでヘルプ入ってもらうわ。」



「はい!」



「礼儀作法は完璧ね!」



そういって笑うミヤさん。



「あ、私はミヤって呼んでね。」



そういい、ふいに私に視線をうつす。



「あら!アナタ綺麗な顔。新人かしら?」



「あ、はい。ヒナタと申します。」



私はそういい、綺麗にお辞儀をする。