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ガヤガヤ…





慎「れーんや!!」






「あ?…慎太郎、お前…学校行けよ。」





廉耶は、そういいながら慎太郎を呆れるように見る。






慎「ヤダねー。俺、廉耶たちと一緒にいたほうが、楽しいもん!」





剛「でも、お前単位やべえだろ、絶対。」




慎「大丈夫大丈夫ー」







そういって、笑う慎太郎。






周りがガヤガヤと騒ぐ倉庫の中で







廉耶は、静かに考えていた。














最近、ここらへんじゃ噂の、






神宮と呼ばれる奴のことを。















昼夜構わず、繁華街にフラフラと歩いていて、





周りにいるやつらを、何も言わずに、





ボコボコになぐっては、逃げていく。