空を見上げれば

少しすると美湖のお母さんが帰ってきた。


「待ってて。」


美湖は私に言い、部屋を出て行った。



「...お願い。...しょ!」



どうやら私を家に泊めることをお願いしてくれているらしい。



バタンッ



緊張する暇もなく、


美湖はすぐ戻ってきた。