空を見上げれば

私は、美湖の家に向かった。


分からないけど、
誰かに話さないと心が押しつぶされそうだったから。



バスでは注目を浴びていたけど、


ショックと悲しみでそんなの隠す余裕なんてなかった。



やっとの思いで美湖の家に着くと、



インターホンを押す前にドアが開いた。