空を見上げれば

やだ、私警戒しちゃってる。


「...なんでも、ないです。」


「そう、遠慮しないで食べてね。」


そうだ、赤月くんが奢ってくれたんだ。


「はい、ありがとうございます。」



おいしそうなドーナツ。




私はそれを口に運んだ。