僕はあなたを許さない

「なんで?」

無意識のうちに質問していた。

「冷、いたのか」

顔を歪めて父さんが言った

「なんで?」

もう一度たずねた。

「父さん、違う人が好きなんだ。その人を愛してるんだ。」

そういう父さんを見て唖然とした。

離婚届けにサインしたものを母さんに渡して出て行った。

母さんはまだ大丈夫だって言ってた。