紅「おい。その話はおいといて、早く部屋に入れ。」
あ、忘れてた。そういえば第1図書室の前の廊下で話してたんだった。
いつの間にかセキュリティーのやつは解除されていて、普通に入れるようになっていた。
そういやぁ田1図書室なんて入ったことなかったな....。
まぁ、第1図書室はほとんどの生徒が入ったことがなかっただろうけど。
初めて踏み込んだその場所は、ジ●リにでてきそうな、そんな雰囲気だった。
何個かある机七課から1番奥の窓側にある机にみんな座る。
俺もそこにすわる。
月「さぁさぁ、食べましょっか!」
健「イヤッフィー!待ちに待ったお昼だぜ!!いっただっきまーす!」
健の後に続きみんな口々に「いただきます。」と言う。
俺も「いただきます。」とつっぶやき、お弁当箱を開ける。
もちろん全部紅が作ったので全員中身は一緒だ。
「すげぇ...」
俺の口からそんな言葉が漏れる。
今までおれが作った弁当にはなかった輝きがお弁当箱から出ていた。