昂さんは両手を広げ、クロスさせ、何か大切なものを持つように手を軽くキュッっとした。
その瞬間がらくたのようなものたちが昂さんの手に吸い込まれように飛んでいった。
最後の1つが昂さんの手に入っていくとフゥ...とため息をついた。
無「いやぁ~。やっぱ昂さんの能力はなんどみてもおもしろいねー。」
昂「ありがと...。」
なんか、昂さんってほんわか~ってしてるよな...。
昂「じゃあ、灯踊くん...。これ...。」
そういって昂さんが渡してきたのはみんなが持っているのと同じ、三日月型のペンダントだった。
灯「ありがとうございます!!」
紫「じゃあアジトに戻りましょう。」
瑠「おれ...疲れた...。」
うわっ瑠希哉いたのかよ。完全に空気化してたな...。
無「じゃあねー。昂さーん。」
無月が手を振って、昂さんが振り替えしていた。
そしてまた、右へ行ったり左へ行ったりの道を行き、アジトについた。