チリンチリン
祠亜がガラス張りのドアを押すと、鈴の音が鳴った。
紫「昂さーん。」
昂?
さっき言ってた武器作ってるやつのことか?
昂「あ、きたんだ...。新人...?」
無「こーうさん!おっひさ~。そう!!この子が新人!!」
そう言って俺に指を指す。
またかよ...。
前も俺に指さしてたよな...。
昂「初めまして...。昂-コウ-です...。」
灯「あ、灯踊です。よろしくお願いします。」
なんかおとなしい人だな。
昂「じゃあ、こっち来てね...。」
昂さんについていくと、1つの白い、正方形の部屋についた。
その部屋には右隅にでっかい段ボールが1つあるだけだった。
すると昂さんがなにやら段ボールから色んなものをとりだした。
昂「えーっと...これと...それと...あれと...。」
まるで、映画のときの使えないド●えもんの四次元ポ●ットのように、がらくたのようなものがポイポイとでてきた。
そしてそれを昂さんは部屋に丸く円を描くように並べた。
昂「ふぅ...。いきますよ...。」
無「ヒャッヒー!!昂さんのこれ久しぶり!!」
祠「ちょっと無月黙れ。」
あぁ。同感。今から何が起きるか俺はワクワクドキドキしているというのに無月雰囲気壊すな。←

