10分ほど歩いたが人はいなかった。


ここから違う道で行くとして俺の家までは最短距離で20分はかかるな。



少しボーッとしてから歩こうとしたがさっきまで誰もいなかった俺のこの周辺は誰かたちの話し声が聞こえてきた。



その声はだんだん大きくなって声の主たちが現れた。

?「あ、あの人だよ!!」

そいつらの1人が俺を指さした。

もちろん俺はこいつらを知らない。

そんな初対面の俺に、いや常識的に人に指を指すのはどうかと思う。

そう思いながら眉間にしわを寄せる。


?「こらこら無月もう夜なんだから大きい声ださないでください。」

いや、確かに今は夜でさっきの声はでかかったが、つっこむとこはそこではないだろう。

?「いやいや、紫音そこつっこむとこじゃないから。ふつう人に指さしちゃだめっていうだろ。」

その言葉を聞いて俺は少し安心する。

この4人の中でもまとまな常識人が 1人いたからだ。

なんか1人はずっと無表情で黙っているし、

無月?って奴は、アホな感じがするし

紫音?って奴はずっと笑っていて敬語で、常識人っぽいがどっかがずれている。

何なんだこいつら。