怪我の巧妙

そっとベットの端に移動して立ち上がろうをした。

ベットが少し高かったので、少しずつ身体をずらしてた降りようとしたにもかかわらず、床に足がついた瞬間、その少しの衝撃が足に激痛をもたらした。

渚は悲鳴を上げそうになりながらも痛さをこらえた。

痛さはずっと続き、30分ぐらいは痛さとの戦いだった。

ここで声をあげれば、看護婦さんが来て痛みを和らげてくれるかもしれない。

渚はそうも思ったが、その反面、人に弱さを見せたくない性格、そして部活で鍛えられた変に強い精神力のために声は決して上げなかった。」

痛みが治まり始めた時、渚はまたしても足を進めた。

激痛が渚を襲った。しかし渚は歩き続けた。

1歩1歩、少しでも足を動かすと痛みがすぐに襲ってきた。

それでも渚は止まらなかった。