10分ぐらい経っただろうか。
渚は隼人の方を見て、
「先生、私の骨折してるとこを見せてもらえませんか?痛みもなくてよく分からないんです。そしたら認められる気がするんです、自分が骨折してるって」と言った。
「わかった」
そう言うと隼人は渚にかけられていたふとんをゆっくり取った。
中に見えてきたものは渚が想像もしていなかったぐらいに巻いてあるギプスだった。
両足、そして右手首から腕にかけてのほとんどがカバーされていて分からなかった。
その途端、渚はワケが分からなくなったかのように、急に起きてけがをしていない左手で足やら手をたたき始めた。
隼人も急で一瞬驚いたが、すぐに泣きながら自分に暴力を振るう渚を止めに入った。
「おい、落ち着けよ、おいってば!早見渚!!」
渚は必死で抵抗したが、けがのせい、そして力ではかなわなくてすぐに取り押さえられた。
渚は横になってもまだしゃくりあげていた。
渚は隼人の方を見て、
「先生、私の骨折してるとこを見せてもらえませんか?痛みもなくてよく分からないんです。そしたら認められる気がするんです、自分が骨折してるって」と言った。
「わかった」
そう言うと隼人は渚にかけられていたふとんをゆっくり取った。
中に見えてきたものは渚が想像もしていなかったぐらいに巻いてあるギプスだった。
両足、そして右手首から腕にかけてのほとんどがカバーされていて分からなかった。
その途端、渚はワケが分からなくなったかのように、急に起きてけがをしていない左手で足やら手をたたき始めた。
隼人も急で一瞬驚いたが、すぐに泣きながら自分に暴力を振るう渚を止めに入った。
「おい、落ち着けよ、おいってば!早見渚!!」
渚は必死で抵抗したが、けがのせい、そして力ではかなわなくてすぐに取り押さえられた。
渚は横になってもまだしゃくりあげていた。


