怪我の巧妙

隼人は慌てて渚を止めて、  

「お前の気持ちは分かるけどな。あれから1ヶ月経っただろ。ちょっと診てみた方がいいって。それとももしかして何か異常があるのを見つけられたくないとかなのか?」  

「違います!ただ私は異常があったらどうしようって…。チームに迷惑かけたくないし…。それだけです!」  

「心配するな。簡単なチェックだけだからさ。それに病院でやるなって言われたことはしてないんだろ?気にするな」

隼人は渚を慰めるように言った。

散々抵抗した渚だったが、最後は大人しく隼人の言うことを聞いて、ベットに横になった。  
「ふー!お前の相手は疲れるわ。お前が変に抵抗するからだぞ!」

そう言いながらも隼人は検査の準備を着々と進めていた。

準備が終わると渚のそばに来て、頭を撫でて、  

「緊張しなくていいからな。リラックスしてたらいいから。これで異常がなかったらお前はもう大丈夫だから。変なことをしない限りな。じゃあ、服脱いで」