異世界へトリップだなんて冗談じゃない。

とにもかくにも、早くここから脱出せねば!!。

…と、意気込んだもののどうしよう。

とりあえず探索でもしてみるか…。

あたりはそうだな…、ここは商店街みたいだ。
沢山の人がいる。

…明らかに人以外のモノも混じっているが。
何で、獣耳が生えてんの!?。
つか、何であんなにでかい奴が居るの!?

いや、それはやはりここが異世界であるからこそなのかもしれない。

「とんでもない場所にきちゃったかも…」

ため息交じりに呟くと同時に私は歩き出した。

案外歩いてみると、どこかのコスプレイベントでした☆…とゆう落ちを期待して。





だが、どこまで歩いても商店街らしき場所を抜ける事は出来なかった。

「ですよねー」

はあ、何で私がこんな世界に飛ばされなくちゃいけなかったんだろ。
どうせなら、もっと主人公パラの高いやつとか、美少女を飛ばせよ。

私は2年間の引きこもり生活を続行中で、コミュ症なんだからな。