"世界には光と闇が存在する。
それは我らの世界,ルノマーノでも当たり前の様に。

我々は己に宿された羽に基づき己の信念と共に生きていくのだ。

たとえ世界が光に染まろうとも
闇に染まろうとも。

我々は進まなければなら無いのだ。

それは神々が我らに与えた試練なのだから。"

残りのページは破れていて読み取ることが出来無い。
地面に落ちてあった古書にはそう書かれてあった。

これって何だか…

「ただの厨二病じゃねえかぁああ!!」

古書を地面に叩きつけ叫んだ。
はっと我に帰った時は既に時遅し、周囲の人間は驚いた様子で私を見ていた。