さっき会ったばかりの天野くん。


でも、相手はなんだかひさしぶりに会ったような言い方だった。


もしかして、昔の私を知ってるとか……?


でも、まさかね…


「ね、ねぇ、天野くん。
もしかして…」


私のこと、知ってるの?


そう続けようとしたんだけど。


「あーまのっち♪」


そんな声がじゃましてきた。