そんなときだ。 うん、こういう時に限って悪知恵が はたらくんだよなー(笑) 「あの、先生」 「ん、なんだ?」 俺は、とびきりの王子スマイルで言った。 「俺、できたら窓側の一番後ろの席に 座りたいんです。 だから、その隣の人にお願いって できますか?」 ある程度、顔が整っているって自覚してるけど コレは効く人と効かない人がいるんだよな。 ほら、やっぱりイケメンとかわいい子には みんな弱いしな。 さて、この先生はどうかな。