愛する人へ今


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雨はどんどん強くなっていった。

早く雨宿りできるところを探さないと。


「ねぇ、待って!杏寿がいない!」

「「え!?」」



藍の言葉に全員後ろを振り向く。

アイツ一番後ろを走ってたはずなのに。



「杏寿ちゃん、さっきまで俺の隣にいたのに!」


くそっ。
走るのに夢中になっていて杏のこと気付かなかった。



「おい、秋輝!さっきってどのくらい前だ!?」

「えっと…5分くらい前だと思う。」


「わかった。」



「え、ちょ、待って凜くん!どこ行くの!?」


「杏のこと探してくる!藍と蓮は先生呼んできてくれ!秋輝と喜多は、雨宿りできるところを探しておいてくれ!頼む!」




そう言い残し元来た道を走った。