愛する人へ今



「杏寿ちゃん、昨日はよく眠れた?」


「そのカバン可愛いねー。どこで買ったの?」


「いやー、楽しみだね!」




西城くんは学校に着くまでひたすら私に話しかけてきた。


私は「そ、そう…だね…。」と、曖昧な返事しかできなかった。



なんか西城くんは苦手かもしれない。



「西城!すこし黙って、うるさい!」


あ、藍怒っちゃった。

どうしよ。



「えー、俺うるさかった?ごめんね。」




西城くんは笑ってるだけで全然申し訳なさそうにしていない。



「ま、まぁ…。まだ始まったばっかりだから怒んないでよー、藍…」


「…杏寿がそういうなら…。」




藍は西条くんを睨みつけるとやっと落ち着いてくれた。



これから先どうなるんだろう。