「しつれーい、しまーす」
あれ?返事ないんですけど…
「すいませーん‼」
「んだよ、うるせーなぁ…」
だったら返事しろよ!
瑠璃亜の言ってたこいつのいいところなんてねぇーじゃん‼
「生徒会長さん、話し終わったんで瑠璃亜のとこ行ってもいいですよ」
「俺、瑠璃亜とちゃんと話せるかわかんない…」
はぁ⁉
なに言ってんだこいつ
今まで普通に話してたじゃん
「今までみたいに普通に話せばいいんじゃないの?」
「でも、もし俺あいつに嫌われてたら…」
こいつもかよ…
だから両思いなのに…
「あー、ウジウジ鬱陶しいなぁ。『当たって砕けろ』って言うだろ‼それで終わり」
「けどやっぱ…いかな「いって言わないよね?行ってね」くそっ…」
そのまま生徒会長様は扉に向かいドンッと音がするくらいの勢いで扉を閉めた

