2年後…
「お母さん、真優(まゆ)が僕のことぶった‼」
「真優‼そんなことしちゃダメだよ」
「だって、真月(まつき)がぁ…」
「だってじゃない‼」
「まあまあ、優君、それくらいにしてあげなよ」
「ねえねえ、お父さん。お母さんの名前は皐月なのにどうしてお父さんは優って読んでるの?」
「それはなお母さんが許してくれないからだよ」
「お母さんなんで〜」
「それはね、「優」って言うのは特別な名前でお父さんにしか呼ばせてないの」
「ふーん」
ピンポーン
「亜也(あや)ちゃんがきた‼」
「お邪魔しまーす、さっちゃん‼」
「瑠璃亜‼久しぶり」
今思うと君は笑うようになったね
END

