真守side


はぁ、振られたらってあんなに無視しなくてもよかったよな…



優君もなんか伝えたそうだったし
これは聞くべきだろうか



なんか「ずっと友達でいようね」って優君なら言いそう…



はぁ…




まぁ、無視したことは謝らなきゃいけないし
優君探しに行こうかな

そう決意した時に誰かが話しかけてきた





「真守」




え、優君⁉
まぁ、いいタイミングなんだけど
心の準備が…



「なに?」




できる限り優しい声で…
俺は遊君に言った





「あのね、真守実は…」