私が涙を流さないわけ


真守side


「どうしたの?真守君」


「あのさ、俺優君に告白しようと思うんだよ」


うわっ言うの恥ずかしい


「そうなの?なんでいきなりそんなこと」


「だって優君、橘君のことどうも思ってないんだって。むしろ苦手だって言ってた」


こんな嬉しいことはないよね


「なるほどね、じゃあ頑張ってよ。でもいつ告白するの?」


あ、決めてなかった…
んー、いつにしよう…


「クリスマスは?クリスマスなら告白してokもらえばそのままデートすればいけるし」


おぉ〜、ナイスだ瑠璃亜ちゃん‼


「俺、その日にする‼よしこれから頑張ろう。ありがとね瑠璃亜ちゃん」


俺はそのあと優君のところにむかった

















「そこでなに盗み聞きしてるの?」