「ふーん。でも目が語ってるからそんな事言ってもバレバレ。まぁいい、言いたくねぇならなんも言わねぇ」
ば、バレてたっ....
こうやって、あたしを気遣いながら相談に乗らせようとする彼は、一枚上手だ。
「でも何か言いたかったら連絡しろ。すぐ駆けつける。」
「じゃ.....っ」
そう言い捨てて行こうとする。
慌てて連絡することに。
「もしもし..っ」
《Wish you be always filled with happiness.》
ブチっ。ツーツーツー
えっ?なに英語...
いくら学年一位保持していても、不意に言われると聞き取れない。
全く。
役に立たない勉強してる。

