「わり.....」 わりぃ、って。 あたしは貴方の奥さんだから当然のことしてるんだよ。 もうちょっと頼ってほしいんだからね。 毎晩寝ているベッドに1人で眠った彼は、いつもより小さく情けなく見えた。 「あたしはずっと好きなんだからね...」 寝たのを確認したあたしは、そう呟いた。 いつか、彼の口から『スキだ』と言ってもらえる日が来ることを祈っています。