「美紅、これ....何だよ?」 「へ?..あっ、何でもなっ..!」 誰にも言わないで 噛み締めようと決めた、この紙。 「バカ。アホ。アホ美紅」 「へ?え、ちょ...先生?!」 先生に抱きしめられた。 「動くな。泣け......」 泣いて、いいんだ.... 自分を認めているように慰めてくれた。 何度も何度も頷いてくれた。