「あの...私の顔なんかついてますか?」




「...は?」




「いや、顔近づいてきてたしなんかついてるのかなって。目、つぶれってことはまつげになんかついてました?」

私は真剣にいった




「お...まえ...」
その人は肩をおとした



なんか変なこといったかな?




「なるほど。こりゃ落としがいあるね。」
ボソっとなにかをいう




「俺、瀬川 龍樹。お前は?」





「あ...冴島です。冴島美緒です」