「美颯先輩、大丈夫ですか? って泣いてるから大丈夫じゃないか。」 この前あった千夏の弟の陸矢くんだった。 「陸矢くん…。 どうしてここに?」 「たまたま通りかかって… 立ち聞きするつもりはなかったんです。 でも、美颯さん泣きそうだったから 気になって様子見てたんです。 すいません。」