次の日 私は海翔くんを放課後中庭に呼び出した。 「突然ごめんなさい。 美海がいるの知ってるんだけど 気持ち伝えさせてください。 海翔くんのこと好きでした。」 「…ごめん。」 気まずそうに海翔くんは言った。 「いいのいいの。 気持ち伝えたかっただけだから。 聞いてくれてありがとう。」