幼なじみは人気歌手

あたしはとっさに達也君から離れた。



「…ごめん達也君。あたしまだあなたのこと思い出した



わけじゃないし、まだその気持ちにはこたえられない。



ごめん…でも告白してくれて嬉しかったよ。ありがとう」



これでいいんだ。



あたしにはまだ彼氏とか考えられない。



「……そっか。でも俺はあきらめないよ。」



「え?」



達也君の予想外の言葉にあたしは驚いた。



「夏木が俺の彼女になってくれるまで諦めないから。



絶対夏木を振り向かせて見せるから」



そう言って達也君は舌なめずりをした。



うわー達也君絶対本気だよ…



ええいあたしはその手には乗らないもん!



「そんなこと言ったってそんな手には乗らないから」



たまらずあたしはそう言った。