あたしはダッシュで屋上に向かってドアを開けた。
ガチャ…!
達也君はすでに来ていて、ベンチに座っていた。
「達也君…!ごめん遅くなって…」
「いいよ。こっち座りなよ」
あたしはベンチに座った。
っていうかいったい何をしゃべればいいの!?
久しぶりに再会したとはいえあたしは覚えてないわけだし。
達也君は固まっているあたしの顔をのぞき見した。
「ねぇ久しぶりに再会したんだから何かしゃべってよ♪」
「や、その何から喋ったらいいのか分からなくて…ww」
「ほんとに俺のこと覚えてないの?」
「ごめん…覚えてない…」
聞かなきゃ。昔あたしと達也君は何があったのか。
あたしは勇気を振り絞って口を開いた。

