~未来~ 「…」
「…」
朝起きて、ご飯を食べるだけがこんなに辛いなんて…
お母さんもお父さんも仕事で早いから私と空斗しかいないし…。
「おいしい…かなっ」
そういって私は黙々と食べている空斗に笑いかける。
何がおいしいかなだっ!
我ながら自分にツッコむ。
「…おいしいよ」
うおぃっそれだけかっ
もっとこう…なんていうの
昨日のことって何のこと
みたいな態度とってくれないと
でもここで否定して訳を話すと流れ的に私が空斗に好きって暴露する事になって…。
そんなの絶対言えない。
食べ終わった空斗は「ごちそうさま」といってかばんを持つ。
「あれもういくの」
だってまだ7時5分だ。
いつもは20分にでるのに…
「あぁ…うん」
とそっけなく言うとリビングを出ていった。
あれ
完全に避けられてる
避けられてるよね
笑えないぞ。これ…。
と。
ケータイがなる。
“紀伊だよ~ん勉強した~紀伊もなんか教えてあげるね”
いや。
君からはもう十分過ぎるほど教えてもらったよ
人に対する殺意をたった今っ
「…」
朝起きて、ご飯を食べるだけがこんなに辛いなんて…
お母さんもお父さんも仕事で早いから私と空斗しかいないし…。
「おいしい…かなっ」
そういって私は黙々と食べている空斗に笑いかける。
何がおいしいかなだっ!
我ながら自分にツッコむ。
「…おいしいよ」
うおぃっそれだけかっ
もっとこう…なんていうの
昨日のことって何のこと
みたいな態度とってくれないと
でもここで否定して訳を話すと流れ的に私が空斗に好きって暴露する事になって…。
そんなの絶対言えない。
食べ終わった空斗は「ごちそうさま」といってかばんを持つ。
「あれもういくの」
だってまだ7時5分だ。
いつもは20分にでるのに…
「あぁ…うん」
とそっけなく言うとリビングを出ていった。
あれ
完全に避けられてる
避けられてるよね
笑えないぞ。これ…。
と。
ケータイがなる。
“紀伊だよ~ん勉強した~紀伊もなんか教えてあげるね”
いや。
君からはもう十分過ぎるほど教えてもらったよ
人に対する殺意をたった今っ

