~未来~ 「ホテル行こ」
空斗のそでをつかんで、私は言った。
目の前にはすごく大きくて豪華なホテルが建っている。
空斗が“好き“って気持ちとお母さんたちのことで“不安”と“怖さ”が入り交じって溢れてくる。
気付かれてるかな?
気付かれてるよね。
空斗だもん。
でも空斗から返ってきた答えは“わかった”だった。
それから私たちはぎこちなく足を踏み出し、ホテルの中に入ったー…。
「わぁー…」
初めて入ったホテルの中は、きらきらしていてすっごくきれい。
「お部屋はどうなされますか?」
入り口を少しすぎたところで店員さんに聞かれる私。
…部屋って何個もあるものなの?
あたふたする私とは裏腹に空斗はどんどん店員さんと話を進めている。
…慣れてる?
なんて思っている私に空斗は「行こ」と言ってはや歩きで部屋に行き、扉の鍵をあける。
「わぁー…」
驚き二回目(笑)
中はすべてピンクで統一されていて、いかにもふかふかそうなベッドとソファーが一個ずつおいてある。
その奥にはお風呂があって…
「あっ…えとお風呂…」
“入ってくる”
って言おうとした私の口を空斗に塞がれる。
「んっ…ん…空っ…はっぁ…」
キスだ。
でも、この前とは違う。
すごく優しいキス。
私たちはそのまま後ろにあったベッドにたおれこんだ。
「誘ったのは…未来だから」
そうまっすぐ見つめられると…はずかしいよ…。
真っ赤になっている私の胸に、ひやっとしたものが触れる。
「あっ…」
それは、空斗の手。
その手は私の胸を揉むようにして包み込む。
「…んっ…あ…ん…」
空斗のさわりかた…
エロ過ぎるよ…
変な声がでた。
それなのに空斗の手は止まるどころかますますヒートアップしていく。
私のお腹をたどって、下の方へ…。
「…やっ!?」
その異変に気づいた私は「やだっ」と言って空斗から顔をそむける。
だってその手はお腹をたどって、私の下着(下)に手を入れてたから。
空斗はそれでも乱暴にキスし、舌をねじいれてくる。
怖いっ
怖いよ…
この間も怖かったけど今の空斗はもっともっと怖かった。
まるで…空斗じゃないみたいだった。
「やぁっ空斗っ…」
涙声になった私に気づいたのか空斗ははっとした表情になる。
そして私の上から降りて「ごめんな。いやがってたのに」とつぶやく。
「あっあのね空斗…」
違うの。
嫌だったわけじゃないの…。
ただ少し怖かったのっ…
と言おうと口を開いた瞬間着信音が鳴り響く。
私は空斗にちょっとごめんといい、ケータイを開く。
それはお母さんからのメールだったー…。
空斗のそでをつかんで、私は言った。
目の前にはすごく大きくて豪華なホテルが建っている。
空斗が“好き“って気持ちとお母さんたちのことで“不安”と“怖さ”が入り交じって溢れてくる。
気付かれてるかな?
気付かれてるよね。
空斗だもん。
でも空斗から返ってきた答えは“わかった”だった。
それから私たちはぎこちなく足を踏み出し、ホテルの中に入ったー…。
「わぁー…」
初めて入ったホテルの中は、きらきらしていてすっごくきれい。
「お部屋はどうなされますか?」
入り口を少しすぎたところで店員さんに聞かれる私。
…部屋って何個もあるものなの?
あたふたする私とは裏腹に空斗はどんどん店員さんと話を進めている。
…慣れてる?
なんて思っている私に空斗は「行こ」と言ってはや歩きで部屋に行き、扉の鍵をあける。
「わぁー…」
驚き二回目(笑)
中はすべてピンクで統一されていて、いかにもふかふかそうなベッドとソファーが一個ずつおいてある。
その奥にはお風呂があって…
「あっ…えとお風呂…」
“入ってくる”
って言おうとした私の口を空斗に塞がれる。
「んっ…ん…空っ…はっぁ…」
キスだ。
でも、この前とは違う。
すごく優しいキス。
私たちはそのまま後ろにあったベッドにたおれこんだ。
「誘ったのは…未来だから」
そうまっすぐ見つめられると…はずかしいよ…。
真っ赤になっている私の胸に、ひやっとしたものが触れる。
「あっ…」
それは、空斗の手。
その手は私の胸を揉むようにして包み込む。
「…んっ…あ…ん…」
空斗のさわりかた…
エロ過ぎるよ…
変な声がでた。
それなのに空斗の手は止まるどころかますますヒートアップしていく。
私のお腹をたどって、下の方へ…。
「…やっ!?」
その異変に気づいた私は「やだっ」と言って空斗から顔をそむける。
だってその手はお腹をたどって、私の下着(下)に手を入れてたから。
空斗はそれでも乱暴にキスし、舌をねじいれてくる。
怖いっ
怖いよ…
この間も怖かったけど今の空斗はもっともっと怖かった。
まるで…空斗じゃないみたいだった。
「やぁっ空斗っ…」
涙声になった私に気づいたのか空斗ははっとした表情になる。
そして私の上から降りて「ごめんな。いやがってたのに」とつぶやく。
「あっあのね空斗…」
違うの。
嫌だったわけじゃないの…。
ただ少し怖かったのっ…
と言おうと口を開いた瞬間着信音が鳴り響く。
私は空斗にちょっとごめんといい、ケータイを開く。
それはお母さんからのメールだったー…。

