『ただいま!』

 両手一杯の荷物を持って、存は帰って来た。

 『何を食べたいかわからなかったからさ…適当に買ってきたけど。』

 コンビニの袋には沢山の食べ物が入っていた。

 (存の心みたい…。)

 クスッと笑った私を見て…

 『どうしたぁ~?』

 存は不思議そうに聞く。

 『二人じゃ食べきれないよね…。』

 『だなぁ。』

 存も笑ってる。

 何か笑ったのなんて久しぶり。

 誰かと話すのもご飯食べるのも…。

 暖かい空気と心に少しだけ幸せな気持ちになった。