そんな頃…

 お店で見かけた事のないおじ様に着いた。

 彼は物凄く落ち着いた知的な感じがする人だった…。

 私はいつもより神経を使いながら彼と話を進めていた…。

 その時彼が突然優しく私に言った…。

 『君の笑顔は泣き顔に見えるよ。胸が切なくなるような笑顔だね…。君が何を心に抱えてるかはワシにはわからない…でももう少し肩の力抜いて生きてみたらいいんじゃないか…。笑えないなら無理して笑わなくてもいいんじゃないか…そう思うんだがな…。』

 私の笑顔は凍りついてしまった…。