何も考えてなかったから気づかなかぬたけど
少しして気付いた
すごい通りすがりの人に見られてる!
はたから見た私たちはきっとラブラブカップルなんて思ってる
そう思うと急に恥ずかしくなった
「お、おろして!」
「どうしたんだよ急に」
「な、なんか恥ずかしい///」
「おろそうか?俺はこのままでもいいけど」
すこし意地悪そうな笑い方をする
「変態!セクハラー」
「は⁉︎おぶられといてその言い方はねぇだろ
もーいー降りろ」
「わかった降りるもんね」
足をジタバタさせてもなかなか降りれない
「冗談、ケガしてんのに歩かすわけねぇだろ?
こんくらい、俺に任せとけ」
「………」
その言葉にわたしはドキッとして
体が熱くなって鼓動が早まるのがわかった
おんぶされてるわたしは響くんにそれがバレないようにしようと必死

