「でも、長谷川ちゃんって止めてくれる?」
可愛い事を否定するのは止めたみたい。
まぁ、止めなくても、とても否定できる様な顔じゃないからね。
「長谷川ちゃんそこ突っ込むの遅~い。
じゃぁ、海ちゃん。」
「違う!ちゃん付けがダメなんだって!」
なんて、もう呆れ顔の長谷川ちゃん、あっ。
「はいはーい。じゃぁ、海(カイ)?」
絶対に長谷川君とか、君付けで呼びたくない!
「なんでそっちが仕方ねぇーって顔なんだ。」
だって、ちゃん付けの方が可愛いじゃん。
でも仕方が無い。
海も私の事を名前で呼ぶことにした。
