「えっ、真奈美さん、寝坊する様には見えないのに!」 驚いた声を出したのは河北亜理紗ちゃん、ほんのりとした子。 「うーん・・・」 と一瞬困った様に見えたのだけど。 「彼氏が寝かせてくれなくって・・・。」 ガタッ! 「ごほっ。」 倉賀野夕ちゃんが食器を落としそうになった音と私の咽た声が重なった。