「海だけ可愛い子と話してるなんてずりぃー。」
今度は海の方を見た。
「二人って知り合い?」
「俺等、高校からの付き合いなの。なぁ、海。」
「ん、そう。腐れ縁。」
「おいおいおい、友達だろ?ウミちゃんヒドーイ。」
ウミちゃんなんて言うもんだから、つい笑ってしまった。
「俺、望月敦って名前。雫ちゃん、これからヨロシクね。」
「こちらこそ、望月君。」
それから三人でお話してた。
その後、時間ギリギリに駆け込んできた女の子がいて、私を合わせて女子は5人。
ちょっと・・・。
男子の三分の一も無いなんて・・・。
