私は何がしたいんだろう…… 何を望んでいるのだろう…… いつまで、苦しまなければいけないのだろう…… すると、耳の奥から誰かの走る足音が聞こえた え、と体を起こすと目の前に誰かの足が見えて紗英は視線を上に上げる 「え、何でここに……」 そこには肩で息をして、紗英を真っ直ぐ見据える山下の姿があった 「お前は、馬鹿かっ!!!」 「へ……」 「急にいなくなって、携帯も繋がんなくて、こんな夜遅くに一人でここに来んなよっ!!」