Love begins!!!




「え、?」


「あの…」


“紗英、お父さんはな…”


急に夢で見た内容を思い出して、紗英は言葉を詰まらせた


「えっと、あの……」


「いいよ、紗英。俺が言いたかっただけだからっ。帰ろっか?」


そして自然に紗英の手を握って、山下は丘から降りる


そうだよ、私なんかがこの手を掴むわけにはいかない…


そうでしょ?お父さん……


これが最後だと決めて、少し強く山下の手を握って紗英は夜空を仰いだ


「ん、紗英どうかした?」


「ううん、何でもない。行こ?」