るいと康夫は見つめあった。
――二人は今なにを思っているのかしら? 初めて、意思疎通が出来たんじゃないのかしらね……ふふふっ――なんだか可笑しいわ。
用意していた青いビニールシートを猿田の上に放り投げた。すると無言で二人はそれを広げ、遺体を包み始めた。
――了解したということね。だったら私も手伝ってロープを巻かなくては。
男の力はやはり頼りになる。容易く作業がやり遂げられた。
そして康夫は並木家にそっと戻り、車を動かすために鍵を取りに行った。家の目の前に車を止め、誰も居ないのを見計らい猿田をトランクに入れた。
エンジンが唸り、スピードを上げ、車は私の目の前から姿を消した。康夫がどこへ死体を隠しに行ったのかは分らない。
――どうせ海か山だろう。なにか遭ったら電話が掛かってくるだろう。綾の携帯へ……。
――二人は今なにを思っているのかしら? 初めて、意思疎通が出来たんじゃないのかしらね……ふふふっ――なんだか可笑しいわ。
用意していた青いビニールシートを猿田の上に放り投げた。すると無言で二人はそれを広げ、遺体を包み始めた。
――了解したということね。だったら私も手伝ってロープを巻かなくては。
男の力はやはり頼りになる。容易く作業がやり遂げられた。
そして康夫は並木家にそっと戻り、車を動かすために鍵を取りに行った。家の目の前に車を止め、誰も居ないのを見計らい猿田をトランクに入れた。
エンジンが唸り、スピードを上げ、車は私の目の前から姿を消した。康夫がどこへ死体を隠しに行ったのかは分らない。
――どうせ海か山だろう。なにか遭ったら電話が掛かってくるだろう。綾の携帯へ……。


