再生ゲーム・山田鈴華のエンディング

携帯の電源を切り、スカートのポケットに忍ばせた。


「綾ちゃーん。これは暫く預かっておくわね。心配しないで、ほとぼりが冷めるまでよ。殺人者の娘なんて嫌でしょう?

――おっと、早速来たようね」


チャイムの音が部屋に二度広がった。有頂天で猿田の死体を飛び越え、玄関に向かった。


――邪魔者は消した。前頭葉から頭の中がスッキリし、まるで浮かび上がる感じ。全身が歓喜でふるえるの……ぞくぞくっとするわ。


後は上手く処理をするだけよ。


「るい君こんにちわ。お父さん、お久しぶりです。お父さんって言うのもあれですし、康夫さんでいいかしら? さぁ、リビングにお入りになって。どうぞこちらへ」