再生ゲーム・山田鈴華のエンディング

 ジタバタ抵抗しようとする綾を、長い髪の毛で操作した。


「ねぇ。これって、あんたのリードみたいじゃない? ほら、犬ってこうやって紐で操作されて散歩するのよねぇ」


「痛いよ! 止めて! ……ひぃ!!!!」


リビングからキッチンへ移動し、綾は真っ赤に染まる猿田を凝視していた。


ちょっとした油断。それが綾の命とりだった。


まな板の上に転がる、もう一本の包丁を手に取り、綾の顎に刃先を向けた。


「動かないで……私の可愛いわんちゃん。じっとするのよ!」


「きゃあ! 止めて……お父さん怖いよ、助けて……」