「あ、あの、ご、ごめんなさい‼︎」

私は全速力で走った。

着いた先は屋上

「はぁ…」

「なーにため息ついてんのよ」

「麗さん…」

「さっきの男からせっかく誘いもらったのにー」

「あーいうの慣れてなくて…」

小さい頃から男の人の話すことがなかった…パパとおじいちゃんぐらいかな。

「なるほど、次は内面か」

「内面…?」

「そう、
まずは、自信を持つこと!
こんなにいい顔してんだから!」

「でも…」

「口答えしないこと!」

「は、はぃ…」

「次に、男慣れをすること!」

「どうやってそんなこと。」