あの春の出会い

「いい加減にしろよ!姉貴!」

「ダメよ!大事な弟のためだもの!

貴方は連のことを知らなすぎ。
本当に彼女なの?
今すぐ別れなさい」

「いやです!」

「別れろって言ってんだ!」

女の胸ぐらを掴む姉貴。

「ヒィ‼︎わ、わかりました!」

泣きながら俺の元を去る女。