恋と身長の距離。

んっ⁈この人が、篠崎って人⁈
目の前に名札があるって事は……。
おそるおそる、視線を上に上げて行き、私の顔が、丁度上に向ききった時に、やっと篠崎の顔が見えた。

やば。背、高すぎ‼︎


「あ、キミが、篠崎くん?」


凛は、私の後ろに立っている人に向かって、言った。


「そーだよ!俺が、篠崎‼︎宜しくなぁー。」